古筝で生き方を伝える!

2005年1月17日

Category : My Diary

お年玉年賀葉書の当選番号が新聞に出とるって・・・・」
友人のメールを読んで娘は早速、新聞チェック。
「ないよ・・・」
「どれどれ・・・・」
という訳で私が探し始めたのですが。
・・・・・・・・・・・・
古筝を弾く麗人の写真に目を惹かれ。
中国人の二人の姉妹のお話、読まれた方も多いと思いますが・・・。
日本に留学していた姉を頼って、来日、上海音楽学校で古筝を学んだ妹は、
阪神大震災でその姉を亡くされました。
姉の後押しで古筝のデビューは決まっていたそうですが、姉を亡くしてからはその後のことが考えられなくなっていたとのこと。
古筝をなんとか取り出した妹。
それまでの古筝は上手く弾く技術を何より重んじていたのが、震災の後は技術より大切なものがあると。
「演奏って生き方を伝えることだ」と思い至ったとのこと。
「私の音色はいつまでもお姉さんとの二重奏です」
演奏って生き方を伝えることだ、ジーンと来ますよね。
この話、今日の落ち込み勝ちな私へのメッセージのようでした。
芸術にせよ、文学にせよ、表現の世界って全てそうなんじゃないのかな。
生き様、生き方を精一杯伝えるものなんじゃないかって。
それが全てなんじゃないかって。
「ねえ、見つかった?」・・・娘
そうか、年賀葉書の当選番号探してるの完全に抜けてました。
「夕刊じゃないの?ウチ、夕刊取ってないから」って誤魔化しましたけど。
明日は朝練、朝、早いんです!

この記事を読んだ方はこの記事も読まれています

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください